シャッターが開かないと、車や荷物を出し入れできず、店舗や住宅の利用に支障が出ます。力を入れて開けようとすると、レールやスラットが歪んだり、バネやモーターに負荷がかかったりして、故障が悪化するおそれがあります。
開かない原因は、鍵やロックの解除忘れ・レールの汚れ・バネやモーターの劣化・電動シャッターのリモコンや電源の不具合などさまざまです。まずは原因を明らかにして適切に対応する必要があります。
この記事では、シャッターが開かないときに確認すべきポイントや修理業者へ依頼すべきケース、修理費用の目安などを紹介します。
シャッターの修理をどの業者に依頼しようか悩んでいる方は、シャッターマッチの一括見積もりをぜひご利用ください。相見積もりを取ると、複数業者の見積もりを比較でき、状況や予算に合った業者を選定できます。
目次
シャッターが開かないとき、まず自分で確認すべきポイント

シャッターが開かないときは、無理やり動かさず、原因を確認しましょう。鍵やロックの解除忘れやレールの汚れなど、簡単な作業で不具合が解消するケースもあります。
一方で、バネや巻き取り部分などの不具合が関係している場合は、無理に操作すると故障が悪化するおそれがあります。
下記の表で、シャッターの種類ごとに開かない原因の具体例をまとめました。
| シャッターの種類 | 開かない原因の具体例 |
|---|---|
| 手動シャッター | 鍵やロックがかかったまま両手で水平に持ち上げられていないレールにゴミや小石が詰まっている潤滑不足バネや巻き取り部分の劣化 |
| 電動シャッター | リモコンの電池切れブレーカー落ち・停電・電源不良障害物検知モーターや内部部品の不具合手動シャッターが開かないときに考えられる原因と同じもの |
| 窓シャッター 雨戸シャッター | ロックの解除忘れ砂ぼこりや小石の詰まり片側だけに力がかかっているレールの汚れやサビスラットの引っかかり |
ここから、手動シャッター・電動シャッター・窓シャッター/雨戸シャッターに分けて、開かないときに確認すべきポイントを解説します。
手動シャッターはロック解除・水平に持ち上げる動作・レールの汚れを確認する
手動シャッターが開かないときには、以下の点を順に確認しましょう。
- 鍵が解除されているか
- 水平に持ち上げても上がらないか
- レールのゴミ詰まりや潤滑不足がないか
- バネ・レールなど部品の劣化がないか
手動シャッターが開かないときは、まず鍵が解除されているか確認しましょう。ロックがかかったままでは、力を入れてもシャッターは動きません。
ロックを解除しているのに開かない場合は、持ち上げ方も確認します。片側だけに力をかけると、シャッターが斜めになってレールに引っかかることがあります。両手で座板を持ち、左右に偏りが出ないよう水平に上げるのが基本です。
それでも開かないときには、レールのゴミ詰まりや潤滑不足が疑われます。レールのゴミ詰まりはシャッターレールを掃除すること、潤滑不足は潤滑剤を使うことで改善することがあります。
バネ・レールなど部品の劣化が原因の場合には、部品の修理や交換が必要となるため、業者に修理を依頼しましょう。
電動シャッターはリモコン・電源・ブレーカーを確認する
電動シャッターが開かないときには、以下の点を順に確認しましょう。
- リモコンの電池切れがないか
- 停電やブレーカー落ちが起きていないか
- 電源まわりに不具合がないか
- 障害物検知が作動していないか
- 手動シャッターが開かないときに考えられる原因はみられないか
- モーターや内部部品に不具合がないか
電動シャッターが反応しない場合は、まずリモコンの電池切れを確認し、本体側の電源やコンセント、ブレーカーが落ちていないかをみておきましょう。停電中は電動操作ができないため、復旧後に動くか確認してください。
また、シャッター下部やレール付近に物があると、障害物検知が働いて開かない場合があります。周囲の荷物やゴミなどがないか確認し、取り除いてから再度操作してください。
電動シャッターでも本体はレールに沿って動くため、レールのゴミ詰まりや潤滑不足など、手動シャッターと同じ原因で開かない場合もあります。「鍵がかかっていないか」や「潤滑不足がないか」など、手動シャッターでもみられる原因を確認してください。
それでも開かない場合は、モーターや内部部品の不具合が疑われるため、修理業者への依頼が必要です。
窓・雨戸シャッターはサッシ周辺の汚れやロックの解除忘れ、レールの引っかかりを確認する
窓シャッターや雨戸シャッターが開かないときには、以下の点を順に確認しましょう。
- ロックが解除されているか
- サッシ周辺に砂ぼこりや小石がたまっていないか
- 片側だけに力をかけていないか
- レールの汚れやサビがないか
- スラットの引っかかりがないか
窓シャッターや雨戸シャッターは住宅の窓まわりに設置されているため、サッシ周辺の砂ぼこりや小石がレールに入り込みやすい構造です。汚れや異物が詰まると、軽い力では動きにくくなります。
また、店舗用や車庫用の大型シャッターより軽いため、開き方が雑になり片側だけに力をかけてしまいがちです。片方だけに力が加わると、レールに引っかかって開きにくくなることがよくあります。
レールやスラットの確認をしても原因がわからない場合には、内部の部品の劣化が考えられます。部品の修理や交換は、修理業者に依頼しなければなりません。
シャッターが開かない状態で無理に動かすと故障の悪化やけがにつながって危険

故障の悪化やけがにつながるため、シャッターが開かない状態で無理に動かすのは避けましょう。
途中で止まっているシャッターは急に落ちる可能性がある
途中で止まっているシャッターは急に下がるおそれがあるため、無理に持ち上げたり手で支えたりしないでください。手や指を挟む危険性があるため、操作を止めましょう。
シャッターが重い・途中で止まる・上げても戻ってくる場合、バネや巻き取り部分に不具合が起きている可能性があります。内部部品が正常に支えられていない状態で操作を続けると、故障が悪化するおそれもあるため、早めに修理業者へ相談してください。
片側だけ引っかかっている状態で無理に開けるとレールやスラットが歪みやすい
片側だけ引っかかっているシャッターは、無理に引き上げないでください。左右のバランスが崩れたまま力を入れると、レールやスラットの歪みが広がり、修理範囲が大きくなるおそれがあります。
片側だけ上がらない場合は、レールに異物が挟まっている・スラットがズレている・座板が傾いているなどの原因が考えられます。さらに、シャッターが斜めになる・途中で引っかかる・動かすたびに異音がする場合は、無理に動かすのをやめましょう。
電動シャッターが反応しない場合は何度も操作しない
電動シャッターが反応しない場合、何度もリモコンやスイッチを押さないようにしましょう。
原因がわからないまま操作を続けると、モーターや巻き取り部分に負荷がかかるおそれがあります。本来はモーターに問題がなかった場合でも、無理な操作を繰り返すことで故障し、修理が高額になることもあるため注意しましょう。
電源まわりやリモコンの電池、ブレーカーを確認しても動かない場合は、内部部品の不具合も考えられます。
シャッターが開かないときに修理業者へ依頼すべきチェックポイント

下記のような状態に当てはまる場合、レール・スラット・バネなど内部の部品に不具合が起きている可能性が高いため、修理業者への依頼を検討しましょう。
- 鍵やレールのゴミ詰まりを確認しても開かない
- 重くて上がらない、途中で止まる、片側だけ上がらない状態が続いている
- 電動シャッターのリモコン電池やブレーカーを確認しても動かない
- 異音がする、引っかかる、開閉するたびに症状が悪化している
- 古いシャッターで同じ不具合を繰り返している
自分で確認できる範囲を超えている状態で無理に動かすと、部品の歪みや破損が広がり、修理費用が高くなるおそれがあります。不具合は放置せず、早めに修理業者へ相談しましょう。
シャッター修理業者の選び方は、下記の記事で詳しくまとめています。業者の選定にお困りの方は、ご確認ください。
シャッターが開かないときの修理費用の目安

シャッターが開かないときの修理費用は、修理内容によって変わります。下記に修理内容別の費用の目安をまとめました。
| 修理内容 | 費用目安(税込) |
|---|---|
| スラット修理・板金・調整作業 | 4,500円(税込)~ |
| レール加工・補修 | 4,500円(税込)~ |
| シャフトバネ調整 | 21,000円(税込)~ |
| 脱線スラット復旧作業 | 21,000円(税込)~ |
| モーター交換 | 119,000円(税込)~ |
| 手動シャッターの全交換 | 130,000円(税込)~ |
| 電動シャッターの全交換 | 147,000円(税込)~ |
レールの汚れやスラットの引っかかりが原因であれば、調整や補修で対応できる場合があります。レールの掃除で不具合が解消する場合には、業者に依頼しなくても良いでしょう。
手動シャッターが重い、途中で止まるといった症状では、シャフトバネ調整が必要になるケースもあります。
電動シャッターが反応しないとき、モーターが破損しているなら交換が必要であり、費用が比較的高額になります。
劣化や故障範囲が広い場合は、部分修理だけでなく全交換を検討しなければなりません。
その他のシャッター修理費用の目安は、下記の記事を参考にしてください。
シャッターが開かないときの修理業者選びはシャッターマッチで見積もり比較

シャッターが開かず早く修理業者を探したい方は、シャッターマッチの一括見積もりをご利用ください。複数のシャッター修理業者へまとめて見積もりを依頼できるため、費用や対応内容を比較しながら業者を選べます。
シャッターの修理費用は、故障箇所や作業内容、現地の状況などによって変わります。1社だけでは金額や対応内容が適正か判断しにくいため、複数業者の見積もりを比較して選ぶと安心です。
また、シャッターマッチは希望に合う対応可能な地元の優良業者を選定し、業者から直接連絡が入るため、急いで修理したい場合にも相談しやすいサービスです。
シャッターマッチでは、無料で一括査定・見積もりを依頼できます。修理業者の選定でお悩みの方は、ぜひ下記よりご活用ください。
シャッターマッチを利用して修理した方の体験談を紹介

| 項目 | 内容 |
|---|---|
| シャッタータイプ | 軽量シャッター |
| 症状 | 店舗入口のシャッターが途中で引っかかり、スムーズに開閉できない |
| 原因 | レール内部のゴミ・砂の詰まりスラットの擦れ巻き取りシャフトのバランス不良 |
| 施工内容 | レール内部の清掃スラットの位置調整巻き取りスプリングのテンション調整 |
| 費用 | 38,000円(税込) |
店舗入口の軽量シャッターについて、「途中で引っかかるようになり、スムーズに開閉できない」とのご相談をいただきました。力を入れないと閉まらず、営業にも支障が出始めていたため、点検を希望されていました。
現地で確認したところ、レール内部にゴミや砂がたまり、スラットがレール内で擦れている状態でした。また、巻き取りシャフトのバランスも少し崩れていたため、レール内部の清掃とスラットの位置調整を実施しています。あわせて、巻き取りスプリングのテンション調整も行いました。
作業後は引っかかりがなくなり、軽い力でスムーズに開閉できる状態まで改善しています。
お客様からは「作業後は驚くほど軽くなり、以前よりもスムーズに開閉できるようになりました。もっと大掛かりな修理になると思っていたので、この費用で直って本当に助かりました。」とのお声をいただいています。
シャッターが開かないときによくある質問

シャッターが開かないときによく聞かれる、下記3つの質問にお答えします。
- 手動シャッターが上がらないときはどうすれば良いすか?
- 電動シャッターが開かないときは何を確認すれば良いですか?
- シャッターの寿命は何年くらいですか?
手動シャッターが上がらないときはどうすれば良いですか?
手動シャッターが上がらないときは、まず鍵やロックが解除されているか確認しましょう。ロックがかかったままでは、力を入れても開きません。
ロックを解除している場合は、両手で座板を持ち、左右に偏りが出ないよう水平に持ち上げてください。片側だけに力をかけると、レールに引っかかることがあります。
さらにレールのゴミや小石を取り除いて、シャッターが動くようになるか確認しましょう。
重い・途中で止まる・上げても戻る場合は、バネや巻き取り部分の不具合も考えられるため、修理業者への相談が必要です。
電動シャッターが開かないときは何を確認すれば良いすか?
電動シャッターが開かないときは、まずリモコンの電池切れや停電、ブレーカー落ちを確認しましょう。電源が入っていても反応しない場合は、シャッター下部やレール付近に物が挟まり、障害物検知が作動している可能性があります。周囲の荷物や小石、ゴミを取り除いて動作を確認してください。
それでも解決しない場合は、モーターなど電動部品の不具合が考えられます。部品の劣化や故障が考えられる場合には、無理に操作を続けず修理業者へ相談しましょう。
シャッターの寿命は何年くらいですか?
シャッターの寿命は種類や使用頻度、設置環境によって異なります。一般的な目安は10~15年程度です。
軽量手動シャッターや軽量電動シャッターは10年、重量手動シャッターや重量電動シャッターは15年を目安として考えましょう。
たとえば、沿岸部や雨風を受けやすい場所では、サビや部品劣化が早まる場合もあります。異音・重さ・開閉不良などの不具合が何度も出る場合は、使用年数に関わらず交換を検討してください。
電動シャッターの寿命の目安は、下記の記事で詳しく解説しています。
シャッターが開かないときは無理に動かさず修理業者へ相談しよう

シャッターが開かないときは、無理に動かさず、原因を確認した上で修理業者へ相談しましょう。
原因がレールのゴミ詰まりやロックの解除忘れなら自分で対処できる場合もあります。一方、バネ・スラット・モーターなど、部品の不具合が関係していると業者への修理依頼が必要です。
業者に依頼する場合の修理費用は、症状や作業内容によって変わります。業者を選定する際には、1社だけで決めるよりも複数業者の見積もりを取り、費用や対応内容を比べながら予算や状況に合った業者を選ぶと安心です。
シャッターマッチなら、シャッター修理に対応できる業者へ無料で一括見積もりを依頼できます。自分で複数業者に見積もりを依頼する場合、業者を探したりそれぞれの業者に依頼内容を伝えたりするのに、手間がかかります。
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