シャッターが上がらない原因とは?対処法や修理になるケースを解説!

シャッター修理
投稿日2025年5月15日 更新日2025年6月5日
シャッターが上がらない原因とは?対処法や修理になるケースを解説!

「シャッターが急に上がらなくなってしまった…」「手動でも動かないし、業者を呼ぶべきか迷っている」 そう悩んで検索している方も多いのではないでしょうか。

シャッターが上がらない理由は、ゴミ詰まりなどの物理的な不具合から経年劣化まで、様々な原因が想定されます。場合によっては自分で対処できるケースもありますが、放置や無理な操作はかえって悪化を招く可能性も少なくありません。

本記事では、シャッターが上がらない主な原因や応急処置の方法、修理が必要なケースの見極め方、修理費用の相場や信頼できる業者の選び方、さらにはトラブルを防ぐためのメンテナンス方法まで詳しく解説します。

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シャッターが上がらない原因とは?

シャッターが上がらない原因とは?

スムーズに開閉していたシャッターが上がらなくなる原因は様々です。手動シャッターか電動シャッターかでも原因が異なるケースも多いので、上がらなくなった原因を正しく把握することで、適切な対処や修理ができます。ここでは、シャッターが上がらなくなる代表的な原因を紹介します。

よくある物理的な原因(ゴミ詰まり・レールのゆがみ)

物理的な不具合は、シャッターが動かなくなる主な原因のひとつです。レール部分にゴミや砂ぼこりが詰まっていると、スムーズな動作を妨げることがあります。また、長年使用していると、錆付きだけでなくレール自体がわずかに曲がったり、歪んだりしてしまい、それが原因でシャッターが引っかかるケースも見受けられます。

特に屋外に設置されているタイプでは、風雨や落ち葉の影響を受けやすく、レールに異物が入りやすいため、シャッターが上がらなくなるトラブルに見舞われることも少なくありません。

モーターや電源まわりの故障

電動シャッターが上がらなくなった場合、物理的な原因だけでなくモーターや電源まわりの不具合も疑われます。リモコン操作に反応しない場合や、途中で止まってしまうようなケースでは、制御部分に問題がある可能性が高いです。

ブレーカーが落ちている、コンセントが抜けているだけのこともありますが、内部の配線トラブルやモーター自体が故障していることが原因となっているケースもあります。無理に動作を繰り返すと、故障が悪化することもあるため注意が必要です。

経年劣化による部品の不具合

長年使用しているシャッターでは、部品の劣化が原因で開閉がうまくいかなくなることがあります。特にスプリングやワイヤーの緩み、ローラー部分の摩耗などは、動作に大きな影響を与える要因です。

定期的な点検を怠っていると、こうした不具合に気づかないまま使い続けてしまい、突然のトラブルにつながります。シャッターが上がらなくなってしまう前から、動きが重たく感じたり、異音があったりした場合は、部品の劣化に原因があるかもしれません。

手動シャッターと電動シャッターの原因の違い

手動シャッターは、使用者が直接開閉操作を行うため、物理的な摩耗や劣化が目立ちやすい傾向があります。人によって上げる際の力の入り具合も異なるため、長い間シャッターを使っているとレールの歪みやローラーの劣化、内部のバネの緩みなどが積み重なって上がらなくなってしまうケースが多いです。

一方、電動シャッターはボタンやリモコンで操作するため便利ですが、構造が複雑な分、故障の原因も多岐にわたります。モーターの不具合、電源の断線、リモコンの電池切れ、制御基板の故障など、電気系統周りにもシャッターが上がらなくなってしまう原因が潜んでいます。

また、停電が原因で動かなくなるケースもあるため、必ずしも機械の故障とは限りません。電動シャッターには、非常用の手動開閉機構が備わっていることが多いので、いざというときの操作方法を事前に確認しておきましょう。

シャッターが上がらないときの応急処置方法

突然シャッターが上がらなくなった際、すぐに修理業者を呼ぶ前に、自分で試せる応急処置があります。原因が軽微なものであれば、簡単な対処で再びスムーズに開閉できるかもしれません。ここでは、自分で対処できる方法と併せて、業者に依頼が必要な状況の見極め方もご紹介します。

手動シャッターが固くて動かないときの対処法

手動シャッターが急に重くなったり、途中で引っかかるように感じたりした場合は、まずシャッターレール周辺の状態を確認してみましょう。レールにゴミや砂が溜まっていると、それだけで動きが悪くなる原因になります。小石や異物がレールに噛んでいないか、目視でチェックして取り除いてください。

また、シャッターの開閉を助ける内部のバネやローラーが劣化していることも考えられます。こうした部品が摩耗している場合は、動きが不安定になり、スムーズに上がらなくなることがあるので、潤滑油をレールや可動部分に少量塗布してみると、一時的に動作が改善されることがあります。

ただし、無理に力を加えて持ち上げようとすると、シャッターが歪んでしまいます。異音がする、途中で動きが止まるようであれば、それ以上の操作は控え、業者に点検を依頼するほうが安全です。

電動シャッターが反応しないときの確認ポイント

電動シャッターが動かないときは、電源が正常に供給されているかを確認することが大切です。コンセントが抜けていたり、ブレーカーが落ちていたりした場合には、当然シャッターは反応しません。電源周りに異常がないかを確認し、問題がなければリモコンの電池残量や本体との通信状態をチェックしてみましょう。

また、リモコン信号の受信部分に汚れが付着しているか、周囲に障害物がある場合、信号がうまく届かず動作しないことがあります。

赤外線タイプのリモコンであれば、受信部を柔らかい布で拭き取り、遮るものがないか確認します。無線式であれば、ほかの電子機器との干渉も原因となるため、設置環境を見直してみることで信号が届いてくれるかもしれません。

業者に依頼が必要なケースとは

シャッターが全く動かない、異音がする、動作途中で止まってしまうなどのトラブルは、自力での対処が難しいため、修理業者への依頼を検討すべきタイミングです。特に電動シャッターでは、内部のモーターや制御基板に不具合がある場合、自分で分解や修理を行うと感電やさらなる故障のリスクが伴います。

また、シャッター本体やレールのゆがみ、バネの破損などの構造的な問題がある場合、専門的な知識や工具が必要となるため、業者の対応が必要になります。手動シャッターであっても、持ち上げようとして重すぎる、急に落下したなどの現象が起きたときには、バランス機構やスプリングの異常が考えられるため自力で修理することは難しいです。

シャッター修理の費用相場と見積もりのポイント

シャッター修理の費用相場と見積もりのポイント

シャッターの修理には、修理内容や故障箇所、シャッターの種類によって費用に幅が出ます。ここでは、シャッターの種類別にかかる修理費用の目安を紹介しながら、追加で発生しやすい費用項目や、見積もりを依頼する際に押さえておくべきポイントを詳しく解説します。

シャッターの種類別の修理費用の目安

シャッター修理の費用は、主に「手動シャッター」か「電動シャッター」かによって大きく異なります。手動シャッターの場合、レールのゆがみやスプリングの交換などの軽微な修理であれば1万円から5万円程度が目安です。一方、電動シャッターはモーターや配線の修理が必要になるケースが多く、5万円から10万円以上かかることもあります。

出張費や部品代など追加費用の内訳

シャッター修理にかかる費用は、基本料金のほかにさまざまな追加費用が発生することがあります。ほとんどの業者で必要となるのが出張費です。これは作業現場までの交通費や移動時間に対する費用で、エリアにもよりますが9,000円程度が相場です。

スプリングやベルト、モーターが必要な場合は部品代も発生します。部品はメーカーや何の部品かで金額の変動が激しく、スプリングシャフトの交換でも65,000から70,000円かかることがあり、モーターになると10万円以上する場合もあります。

その他、緊急対応や夜間対応を依頼する場合には、追加料金が加算されることもあります。修理を依頼する際は、こうした追加費用も事前に確認しておきましょう。

見積もりを取る際に確認すべきポイント

シャッター修理を依頼する前には、必ず見積もりを取り、内容をよく確認することが大切です。特に注目すべきなのは、作業費や部品代、出張費などが明確に記載されているかどうかです。内訳があいまいな場合は、あとから予想外の請求が発生するリスクがあります。

また、時間に余裕があるなら、複数の業者から見積もりを取り、比較することも効果的です。同じ内容でも業者によって費用に差があるため、相場を把握するうえで役立ちます。その際、見積書の有効期限や支払い方法、キャンセル規定なども併せて確認しておきましょう。

信頼できるシャッター修理業者の選び方

信頼できるシャッター修理業者の選び方

シャッターが上がらない不具合を業者に頼んで解決してもらう際は、技術力だけでなく、対応の丁寧さや見積もりの明確さも業者選びの基準となります。信頼できる業者を見極めるためには、いくつかのポイントを押さえておく必要があります。

地元で評判の良い業者を探す

地域に根ざして活動している業者は、迅速な対応が期待できるうえ、アフターフォローも丁寧な場合が多くあります。長年営業を続けている業者や、リピート利用の多い業者は信頼性が高い傾向があります。地元の掲示板や商工会議所の紹介を活用するのもひとつの方法です。

また、地域密着型の業者であれば、交通費や出張費が抑えられるケースもあります。シャッターの状態を迅速に確認してもらえるため、緊急時にも心強い存在となるでしょう。

ホームページや口コミをチェックする

インターネット上で業者の情報を事前に調べることも効果的です。公式サイトに施工事例や料金表、対応エリアが記載されているかを確認しましょう。また、口コミサイトやSNSなどに掲載されている利用者の声や施工事例を参考にすることで、費用や対応内容の想定をしやすくなります。

特に注意したいのは、料金に関するトラブルや対応の遅さなど、具体的な不満が複数投稿されていないかどうかです。書いてある情報全てを鵜呑みにすることはできませんが、実際に依頼した人の評価は、業者の対応や技術のレベルを判断するうえで貴重な情報源になります。

アフターサポートや保証内容を確認する

修理後のトラブルに対応してくれるかどうかも、業者選びで見逃せないポイントです。優良な業者は、作業内容に応じて一定期間の保証をつけている場合が多く、万が一の不具合にも安心して対応できます。

また、修理後のメンテナンスの相談が可能かどうかもチェックしておきましょう。一時的な対処だけでなく、長く使い続けられるようサポートしてくれる業者を選ぶことで、結果として費用対効果も高くなり、もしもの際も安心して同じ業者にお願いすることができます。

シャッターの不具合を防ぐためのメンテナンス方法

業者へ依頼することは便利で安心な方法ですが、できれば依頼せず自分で解決したいものです。日常的なメンテナンスを心がけることで、シャッターの故障や不具合を未然に防ぐことが可能です。ここでは、手軽に実践できる基本的なメンテナンス方法を紹介します。

定期的な掃除でゴミ詰まりを防ぐ

シャッターのレールや巻き取り部には、風で運ばれた砂や枯れ葉、ゴミなどがたまりやすくなります。こうした異物が詰まると、動作が重くなったり、異音が発生したりする原因になります。月に一度程度、レール部分をブラシや掃除機で清掃し、異物が溜まらないようにしておくことを心がけましょう。

また、外壁沿いのシャッターでは、周囲の汚れや埃にも影響します。シャッター全体を水拭きするなど、見える範囲を清潔に保つだけでも、機械部分への負担を軽減できます。

潤滑油を使う

動作部分の滑りが悪くなると、シャッターはスムーズに開閉できなくなります。特に、手動シャッターでは重く感じる原因となるため、可動部には定期的に潤滑油を差すようにしましょう。スプレータイプの潤滑剤で、レールの溝や可動部を中心に使用すると、動きが軽くなり、操作性も改善されます。

ただし、潤滑剤のつけすぎは埃を吸着して逆効果となる場合もあるため、使用量には注意が必要です。製品に合った専用の潤滑剤を選ぶようにしてください。

異音や引っかかりには早めに対処する

シャッターから異音がする場合や、引っかかりを感じるようになった場合には、部品の劣化や不具合が発生している可能性があります。そのまま使用を続けると、破損が進んで修理費用が高額になる恐れもあります。

不審な音や引っかかる感触に気づいたら、無理に動かさずに状態を確認し、必要であれば早めに業者へ相談することが大切です。日頃から小さな変化に注意を払うことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

シャッターが上がらないときは原因に応じて早めに専門業者へ相談しよう

シャッターが上がらない原因はゴミや錆などの軽微なものから、モーターや電源周りの故障など様々です。自分で対処できる原因もありますが、無理に修理を試みると、さらに問題が悪化する恐れがあるため、過信は禁物です。当社では、メーカー品質のシャッター修理を業界最安値でご提供し、最短30分で駆けつけます。アフターサポートも万全ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者
監修者
99シャッター技術統括部長
伊勢正彦
<経歴>

独立系シャッター業者に5年勤務後独立し合同会社BUKASを創業。99シャッターというサービスでメーカー問わず数多のシャッター工事に従事。2024年の文化シャッターの部材仕入れ件数で独立系シャッター業者の中でトップに。2025年シャッター業者によるシャッター業者のマッチングサービス「シャッターマッチ」を立ち上げる

<実績>
  • 年間施工実績は個人で300件以上
  • 家庭の窓シャッターから空港の重量シャッターまでメーカー問わずシャッター工事に従事
  • 最近は現場をこなしつつも後進の育成に力を入れている
<保有資格>
  • 防火シャッター・ドア保守点検専門技術者証
  • 第二種電気工事士免状
  • 安全衛生法による技能講習終了証
  • 労働安全衛生法による技能講習終了証
  • 労働安全衛生法による特別教育修了証
  • 消防設備士免状
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